我々のできること

基金の組成―持続可能な支援をめざして

弊財団では篤志家からの委託を基に、非営利組織を資金面で継続的に支えるための基金運営を行っています。弊財団の基金事業では、原資の保全を優先した投資運用がおこなわれ、そこから発生した運用益が非営利組織に継続的に助成されます。

非営利組織の選定にあたっては、篤志家の意志を考慮に入れた上で、弊財団のこれまでの支援の経験を元に非営利組織をリストアップさせて頂きます。篤志家は、資産の運用から非営利組織の選定、助成契約まで、財団に一任することができます。

運用利率は3%/年を目標としており、運用益が目標を上回った場合に助成がおこなれます。株式を主とする運用を行うため、目標利率を上回る場合も、下回る場合もありますが、公募信託を通じた分散投資を行い、リスクを可能な限り排除した運用を行います。基金の運用では篤志家への金銭的還元は行われません。

基金の運営においては安全性と継続性を最重視した運用をおこなっており、ファンドの組成においては社会的・経済的インパクトの最大化を目指す過程で、リスク・テイクとリスク・コントロールを積極的に行っています。


基金組成実績―米国財団法人から国内の篤志家まで

我々は篤志家から拠出された資金を合意に基づき、運用させて頂きその運用益を非営利団体へ助成させて頂いています。また、貢献を期待される分野によっては、より高い経営能力や持続可能性が求められることも少なくありません。我々は分野のプレイヤーや現状に応じて、適切な支援の方法をご提案させて頂きました。

基金名出資者概要使途
たつえ基金篤志家による遺産の委託財団で運用を行い、運用益を教育系NPOに助成教育機会に恵まれない子供たちに機会を提供する国内の教育系NPO法人に助成
基盤基金財団の趣旨に賛同する経営者、シニアプロフェッショナル運用益を財団を通じた非営利組織の経営支援に充当国内の非営利組織や社会的企業の支援
東日本大震災社会起業家支援基金日米の財団および在米日本人組織経営支援とパートナーシップの形成に特化。成長段階を確認した上で、追加助成被災地を中心に活動する社会的企業への助成および経営支援

我々のアプローチ―社会的投資

我々は経済性と社会性の双方を両立を目指す「社会的投資」(Social Investment)というアプローチを取ります。社会的投資は慈善行為にも成果を求める方がいいというシンプルな考え方で、90年代の米国と英国を発祥とし、世界各地で急速に影響を拡大しつつあるアプローチです。

営利事業における投資行為の水準であれば、成果、リスク、そして費用や継続性の4つはすべて計画され、計測されますが、これまでの慈善事業の水準ではそうではありませんでした。その結果として、社会的弱者が危険にさらされることや、資金の流用すら発生することがありました。我々はその状況を変えて行きたいと思っています。