善意の資産だからこそ、新たな社会の変化に

きっかけは、友人が相続した遺産の相談からでした
――不幸なミスマッチをなくすには基金をつくるしかなかった

親族の遺産をNPOに寄付をしたいんだけれど、どうしたらいいかな?自治体や大きな団体に寄付をしても、何も変わらない気がする。教育機会に恵まれない子供達の支援をできるだけ、という故人の遺志とちょっと違ってくるような気がするんだ。」

財団の設立のきっかけは大学時代からの友人からのそんな相談でした。そして、我々は悩み始めます。じゃあ、こういうところが考えられる、とアイデアを膨らませてみたものの、数千万もの寄付を小規模の非営利組織に寄付をすることは自分としては勧めることができなかった。金額が大きすぎたんです。

実は、多額の寄付は、むしろ「正しく」使われないことも少なくありません。不正がないとしても、時期や金額のミスマッチは多く、最適な支援を最初から目指すのは困難です。


提案をさせて頂いた基金モデル。財団が運用を行い、運用益は継続的に非営利組織に助成される。

考えあぐねた末に我々がたどりついのだが、基金を設立して、資産を運用してはどうかというものでした。安心できる投資方法を選び、運用益を少しづつでも良い活動をしている非営利組織に寄付をすればいいんじゃないか?というアイデアがこの基金事業の小さな始まりでした。


個人の意志を組んだ独自の基金の設立
――託された意志は次世代への機会に変わり、更に次の世代の機会へと紡がれていきます

そんな小さな相談は、一つの独自の基金として形づくられ、「たつえ基金」と名付けられ、教育分野の非営利組織の成長の下支えに変わりました。基金の運用益は非営利組織を通じて、想定したよりも多くの子供達の変化を実現することになりました。たつえ基金では、運用益を原資に約30万円を一口として、良い非営利組織に年一度助成をさせて頂いており、その選定もご家族の楽しみの一つになっています。

こうして、基金の運用益は非営利組織を通じて、想定したよりも多くの子供達の変化を実現することになりました。


伊藤たつえ氏による基金設立では、3000万の遺産を基金化し、その運用益は、教育分野の非営利組織に活用されています。

あなただけのための基金をつくりませんか?
――基金の組成は寄付ではなく、融資を通じて行われ、篤志家の負担するリスクや費用は最小化されます

我々はプロフェッショナルとして、欧米で先行するように安価でかつ、リスクの少ない形で基金を設立し、永続して資金を活用していきます。

そうすれば、寄付をする方々も、寄付を受ける方々も「一回きりで終わらない」関係性をつくれる。互いを知りつつ、未来を見定めていく関係性をつくり、新しい社会を目指していくことができると信じています。


篤志家の意志に応じて、助成先の選定から、基金の運用までを財団に一任することができます

我々は東日本大震災の復興を機に立ち上げられた非営利組織です

我々は、2011年の東日本大震災における非営利組織および社会起業家の支援を皮切りに活動を開始し、2015年に93名の市民から出資を募り、財団法人として法人化しました。2011年からの活動以来、多くのプロフェッショナルや市民からの賛同を受け、また日米の財団や非営利組織からの助成を受け、新たな社会の担い手となる非営利組織や社会起業家を支援してきました。

非営利の活動が上手く行かなくなる時はたった二つしかありません。お金を使いすぎた時か、お金をもらいすぎた時です。それは、まるで、「お小遣いをもらいすぎた子供」や、「お小遣いをあげすぎる大人」との関係のようです。我々は善意の資金だからこそ、長期的な変化を求める仕組みを築きたいと考えています。


基金設立にご関心をお持ちの皆様は、まずは、お悩みを聞かせてください。

これまでの寄付に不満をお持ちの皆様や社会貢献を目的とした資金の効果的な運用を考えている皆様はお困り事を聞かせて頂ければ幸いです。我々は寄付先のご紹介も含め、弊財団の利害にとらわれず、篤志家の皆様にとって最良な方法をご提案させて頂きます。


一般財団法人World In Asia 代表理事 加藤徹生